カレンちゃんとのデート(破)
引き続きお友達のカレンちゃんと飯を食いに行った話。前の記事では結局カレンちゃんを誘うまでの話しかしてなかったので今回は当日のことから書いてくよ。
カレンちゃんと飯を食いに行った場所は吉祥寺!美味しい店がたくさんありそうだし、カレンちゃん家からも遠くなさそうだからって理由で。食べログとかで良さげな店を探したがよくわかんなかったから何も決めずに向かった。カレンちゃんの方が吉祥寺に詳しそうだからカレンちゃんに決めてもーらおって感じにした。
集合時間は5時!僕から誘った手前、遅れるわけにもいかないので余裕を持って中央線に乗った。2人で会うのは初めてだったからそこそこ緊張していた。ダイパのリメイクが出ることとかエヴァが公開することとか色々話の種はあるが、ぎこちない会話にならないかちょっと不安だった。そんな気持ちで電車に揺られていると、いつのまにか吉祥寺を通り越していたことに気づいた。どうやら吉祥寺には止まらないやつだったらしい。ヤベヤベって感じで乗り換えて4時59分につくことになってしまった。
「59分に着きそう」
とLINEを送ると
「財布を家に忘れた...死にたい...。」
と返ってきた。
カレンちゃんあるあるの自分を卑下しすぎる表現だった。おそらく死にたい... って言うことで申し訳なく思っていることをアピールしているのだろう。なーんてことを頭の片隅に思ったがホントに片隅である。昨日のうんこちゃんの雑談で言っていたが
「人の短所なんてほとんど気にならない。嫌いな人じゃないと悪いところなんて目につかない」
とはまさにこのことだなと。加えて言えばカレンちゃんは11月に会った時より太っていた気がしたが、マジでそんなことどうでもよかった。自分の短所を気にしすぎるのも良くないなと改めて思った。
話が脱線してしまったが、財布を忘れたと言われてそれはそれで良かったなと思った。初っ端の話の種にもなるしギリギリに着くことも有耶無耶になる。なにより行く店を決めてないことを責められない!
そんな感じで吉祥寺駅についてATMで金を下ろしてからカレンちゃんに会った。今日もしかしたらもしかしたらな雰囲気になってもしかするかもしれないので多めに下ろした。
会ってから
カレンちゃん「財布忘れてごめん」
僕「ワザとだな」
カレンちゃん「ワザとじゃないの」
みたいな冗談混じりな会話をした。字面で見るとくそつまんねー冗談だと思われそうだが、場は和んだから良しとしてほしい。それで緊張も解けて普段通りで大丈夫そうだなと思えて安心した。
カレンちゃんは青っぽい髪をしていた。正直そこまで似合ってたわけじゃないけど
「いいね」
と言っておいた。
そんでそのあと
僕「飯行くとこ決めてないからカレンちゃん決めて!」
カレンちゃん「何食べたい?」
僕「パスタとかお肉とかピザとか」
カレンちゃん「昔パスタ屋さん行ったよね。なんて店か忘れたけど行ってみる?」
僕「いく」
そんな感じで昔サークルのライブ後に行ったパスタ屋を目指した。けど見つからなくて、カレンちゃんが他の店を調べてくれて『麦と卵』というパスタ屋に行った。
珍しく食券を買うタイプの店だった。僕とカレンちゃんは2人ともカルボナーラにした。カレンちゃんはお酒が好きだから「なんか飲む?」と聞いたが「いらねーーーい」とのことだった。席はご自由でいいンゴよって店だったからカウンターの席にした。なんでかというと相手の顔が正面にあると目線に困るからである。顔をあわさずダラダラ喋っていたかったのだ。カレンちゃんがこのチョイスをどう思ったかはわからん。しらねーーーい。
カルボナーラうまかった。カレンちゃんはスプーンを使わない派だった。綺麗に食べてた。カルボナーラを食ってダラダラ会話をした。そこで発覚した...。
カレンちゃんに肉体関係の方がいる!!
バレンタインの話になり発覚した。カレンちゃんはその人のことが好きで、付き合えるように頑張ってるとのこと。僕はもちろん質問攻めしたがやはり口の硬いカレンちゃん、詳しく話してくれない...。おそらく相手の人には彼女がまだいる??感じ。あと3月に旅行するとか、でも付き合ってはないとか、それくらいしかわからなかった。大人しそうに見えてやるときはやる女だなと改めて思った。
僕はそういう人がいると聞いた時、何を思ったか。こう思った。
今日SEXの可能性は薄いのではないか!?
他にもいろいろ思ったが覚えているのはコレである。僕は自覚する。僕はカレンちゃんとSEXすることを目的として飯に誘ったのではないかと。頭の中にあった小さな可能性に実はかなりの期待をしていたのではないかと。たしかに酒を飲むかと聞いたのもその可能性を考慮してのものだった。
SEXという目的を突っ走るか。僕はこれからどうすれば良いのか。これからどうすればまだワンチャンあるのか。などなど、ワンナイトの経験のない僕にはどうしていいかかわらなかった。
気の任せるままに、流れのままに、頼るものは流れのみ...。大きな舵を切る勇気のない僕ができることは、流れを見逃さず掴むこと。流れを期待することのみだった。そんな淡い期待をすることしかできないままカレンちゃんと店を後にした。
また次の記事に続き書きます。こんな書いてるけどマジで大したこと起きないからすまん。